« D.I.Y | メイン | クリスマスディナー »

2005年12月17日

こまった人

こまった人
養老孟司さんの本です。
先日本屋で見つけて購入しました。
夜な夜な、ベットの上で少しずつ読んでおりました。

今の若い人が読むと「老人のたわごと」にしか
みえないのかもしれませんが(本人もそう言っているようですが)
要するにあたりまえの事が当たり前でない世の中になってきた
という事を養老さんは嘆いているようです。
(最後の締めは「自分はもうすぐ死ぬから関係ない」で終わってますが(笑))

この本の中で気に入った表現。
自分に合った仕事がないという若者に対して
『仕事は世の中に必要だから
 有るのであって、
お前のために
 
有るわけではない』

この辺、先日読んだ 『下流社会』の分析にも
通ずるものがありそうです。

投稿者 tokuchan : 2005年12月17日 10:52

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://rose.dw.land.to/mt/mt-tbtbtb.cgi/310

コメント

コメントしてください




保存しますか?